AVsitterの使い方1【入手とインベントリに用意する方法】

Second Lifeの座る家具に入っているAVsitterを使う方法です。本ページではGitHubからダウンロードして、無料で使う方法を説明します。


👬この記事の対象者

  • 自分好みの家具を作りたい
  • 家具をRezできる場所がある
  • 座る家具のアニメーションを調整したい

💞この記事を読んでわかる・できること

  • AVsitterを無料で入手できる
  • AVsitterをインベントリにコピーできる

📗目次

  • AVsitterとは?
  • 入手方法
  • AVsitterをインベントリに用意する


📑AVsitterとは?

Second Lifeの座る家具に入っているポーズシステムの名前です。家具に座るとダイアログでポーズを選べるものです。大半の家具で使われていて、安定性がある品質が高いシステムです。

最新版はAVsitter2.2。有料の商品ですが、オープンソースになっていて無料でも使えるようになりました。

🔗AVsitter公式サイト


💾入手方法

2種類の方法があります。


📂AVsitterをインベントリに用意する

GitHubからAVsitter2をダウンロードしてイベントリに準備します。

GitHubのリポジトリページの最初のページや「AVsitter2 インポートガイド」を参考にしています。以降はインポートガイドの内容を整理・加筆したものです。

AVsitter2.2-03.01のインポート方法を説明しています。


zipファイルをダウンロードする

1. AVsitterのリリースページに行き、最新のソース「AVsitter2.2-xx.xx.zip」のzipファイルをダウンロードして、適当な場所に保存します。

2. 保存したzipファイルを展開します。


イベントリにAVsitterのフォルダを用意する

Second Lifeビューアを起動して、インベントリの適当な場所に「AVsitter2.2-バージョン番号」のフォルダを作ります。バージョン番号を入れておくと良いです。


内容をインベントリにコピーする

展開したフォルダの親フォルダに下記のファイルがあるので、インベントリにコピーしていきます。

  • [AV]adjuster.lslo
  • [AV]helper.lslo
  • [AV]root.lslo
  • [AV]root-security.lslo
  • [AV]select.lslo
  • [AV]sitA.lslo
  • [AV]sitB.lslo

次の操作に従ってください。

1. インベントリで作ったフォルダの中に同じ名前のスクリプトファイルを用意します。ファイル名に".lslo"は付けません。

たとえば、“[AV]adjuster.lslo”なら、“[AV]adjuster”というスクリプト名になります。


2. インベントリのスクリプトファイルを開きます。

3. 同名のソースファイルをパソコンのメモ帳やテキストエディタで開きます。

4. ファイル内の内容を全て選択(Ctrl-A)してコピー(Ctrl-C)します。

5. ビューアのスクリプトのコード欄に貼り付け(Ctrl-V)します。

6. 貼り付けできたらビューアのスクリプトを保存します。保存するときにエラーが出たらやり直してください。


今回コピーするファイル分だけ、1~6を繰り返します。


AVposのノートカードの準備

1. ノートカードを作ります。

2. "AVpos"という名前を付けます。

3. ノートカードにはテキスト "This notecard is empty" を書き込み、保存しておきます。

4. 作ったノートカードをインベントリの作ったフォルダに移動します。


[AV]helperオブジェクトの準備

"[AV]helper"というオブジェクトを作ります。

1. 制作機能でプリムの箱を作成します。

2. 名前は"[AV]helper"という名前にします。

3. コンテンツの中に今回コピーした"[AV]helper"のスクリプトを入れます。

4. 作った[AV]helperオブジェクトを取得して、インベントリの作ったフォルダに移動します。


インベントリの中のフォルダの確認と整理

1. インベントリの作ったフォルダに下記のファイルがあるか確認します。

  • [AV]adjuster
  • [AV]helper ※スクリプト
  • [AV]helper ※オブジェクト
  • [AV]root
  • [AV]root-security
  • [AV]select
  • [AV]sitA
  • [AV]sitB
  • AVpos

2. 作ったフォルダの中に適当な名前の子フォルダを作ります。

3. "[AV]helper"(スクリプトファイル側)を2で作った子フォルダに移動します。

4. "[AV]root"、"[AV]root-security"、"[AV]select"も最初は使わないので、2で作った子フォルダに移動します。

5. インベントリの作ったフォルダの親フォルダに下記のファイルがあるか確認します。

  • [AV]adjuster
  • [AV]helper ※オブジェクト
  • [AV]sitA
  • [AV]sitB
  • AVpos


以上でAVsitterの入手とインベントリに用意ができました。

AVsitterを使った家具の作り方は次の記事をご覧ください。

AVsitterの使い方2【基本のセットアップ】